デジタルカメラに移行する前のフィルムカメラ時代でも、露出を段階的に変えて撮影出来る「ブラケティング」機能がありました。
そして時代は変わり、FUJIFILM X-Pro1には、このカメラらしいブラケティング機能が追加されています。既にFinePix X100に採用されていた機能ですが、私は、この機能に大変期待していた一人です。
特にフィルムシミュレーションは、FUJIFILMのポジネガフィルムのイメージが再現されているので、フィルム撮影を経験しているユーザーには楽しめる機能です。
今回は、その「フィルムシミュレーションブラケティング」の撮影画像をアップしました。この機能はあらかじめ、どのフィルムイメージでブラケティングしたいか、任意で3種類の設定が出来ます。
私の設定は、PROVIA / Velvia / PRO Neg.Hiの設定にしました。
PRO Neg.Hiは、X-Pro1から採用された新しいモードで「スタジオ撮影にも対応する、ポートレートに適した“プロ用カラー ネガフィルム” モード」になるそうです。
まずは、PROVIAモード。スタンダードモードに指定されているだけあって、コントラストや彩色も穏やかなので、必ず一枚は押さえておきたいです。
次に、Velviaモード。風景撮影によく使われている「あのカラー」です。
このフィルム特有の青空が堪らなく好きで、少年時代にネガフィルム撮影していて「なぜ !? あの色が出ない!!!」と、しきりに悩んでいた情報不足の私でした(笑)
最後に、PRO Neg.Hiモード。公式にはポートレート用ですが、派手なVelviaより彩色を落とした感じは好きですね。コントラストを少し抑えれば自分好みになりそうですが、それなら「PRO Neg.Std」で撮ればって事ですよね(^_^;) まぁ、色々試してみましょう。
このモードでは、もっと沢山撮影してオリジナルの設定をしていきたいですね。