暑いぞ、蒸すぞ、夏真っ盛り!
X100Sユーザーの皆さんは、それぞれの夏シーンをカメラに収めていらっしゃる事でしょう。
さて、X100S(X100もね)で撮影している時に、むき出しの大きいレンズが気になったりしませんか?
つい、レンズ面を指で触って汚してしまったり、何かが降り掛かったりして、大事なレンズにダメージを与えてしまうかもしれません…そんな危険からレンズを守る為に、保護用のレンズフィルターがあるのですが、X100Sのレンズ先端にはフィルター取付用のネジ加工が施していない為、別売のアダプターリングを使用して取り付ける必要があります。
このアダプターリングは、レンズボディ先端にあるフロントリングを外して付け替えるようになっています。
でも、「フロントリングが外れない!外し方が分からない!」という方は、柔らかい敷物を下に敷き、レンズ面を上にしたX100Sを置く。そして、フロントリングを手のひらで軽く押え付けながら反時計廻りに回せば簡単に外れます。注意点として、手のひらでレンズ面を触らないように注意しましょう。
ますは、動画を確認して再チャレンジしてみて下さい。簡単に外れますよ(*^-^)v
さて、フロントリングを外してアダプターリングと入れ替えると、49ミリ径のレンズフィルターが装着出来るようになります。また、レンズフードをその上から装着する事も出来ます。
レンズフィルターには、汚れが付き難くクリーニングし易い「マルミ DHGスーパーレンズプロテクト 」を装着。ボディと色を揃えたかったらシルバー枠のフィルターを選択すればOKです。
しかし、こういったフィルター等を装着すると、標準のメタルキャップが使えるのだろうか?という疑問があったため、現物同士で合わせみたところ、レンズフィルター分の奥行きが増えた分、ちょっと浅く被せた感がありますが、装着はできました。
ただ、フロントリングと入れ替えたアダプターリングには、フード取り付け様の出っ張りが三カ所あり、これがフード内に付けられた滑り止めを痛める可能性があるのでは?と感じました。
私は純正メタルキャップにこだわりが無かったので、コンパクトな49ミリ径のレンズキャップを利用。本当はFUJIFILMのキャップが欲しかったのですが、そのサイズが販売されていないのでα用で代用しています。
さて、次はレンズフード。
野外撮影では、太陽光線をレンズ面が受ける事でフレア等が発生。この影響でコントラスト低下など解像度劣化を招きます。これを防止するのがレンズフードです。純正フードは利用効果も高く見栄えも良いのですが、レンズ周りが大きくなるので、汎用ケースへの収納で問題があったりするかもしれません。
私は、フードを装着してもコンパクト性を犠牲にしたくなかったので、エツミの汎用レンズフード「レンズフード / メタルインナーフード」を選択。レンズの内側に入ったフードデザインですが、撮影画像にフードが写り込む事も無く、フレア等の抑制効果も高いです。37ミリ径のメタルキャップのセットもあるので、必要の応じて購入しましょう。メタルキャップの付け外しはネジ込みスクリュー式になっています。
また、このフードは大変コンパクト。X100S自慢のOVFで構図を決める時に、ファインダー被りが最小限になるメリットもあります。意外や、ここが高ポイントなんですよ!
色合いは、カメラボディとメタルフードでは微妙な差があります。しかし、こっちはコスパも凄く高いので、細かい事は気にしないように。
さて、最後はケースです。
カメラは外に持ち出す事が前提(室内で愛でるだけのユーザーも居る?)なので、愛するX100Sに傷や凹みが入らないように、カメラバッグやボディケースに収納して撮影の旅に出掛けられる方が多いでしょう。
この、カメラケースにしても、X100Sにはメーカー純正のお洒落な本革ケースが用意されるのですが、価格が一万円位するので、ちょっとした出費になります。ただ、純正品だけあって、余分な膨らみや、たわみ等無くカメラボディにピッタリとフィットするところが純正品のメリットでしょう。
しかし、この純正ケースはピッタリフィット設計!レンズフィルターを一枚装着しただけでもケースを閉める事が出来ません…なので、フード等を装着する場合は、潔く社外品のケースを選ばないといけなくなります。
社外品のケースでも、純正品と同じようにタイトな設計がしてあると、レンズフィルターやレンズフードを装着したままの収納が難しくなるので、ソフトなケース素材を採用した柔軟性を持たせたモノにしました。
その社外品のカメラケースには「ELECOM(エレコム)DGB-S011シリーズ」を選びました。このケースはX100S専用設計ではなく汎用ケースになるのですが、レンズフィルターとレンズキャップを装着した状態だと、ほぼジャストサイズな収納感。ベルクロで引っ掛ける上カバーも良い位置で留ります。
また、フードに関しては、先程のエツミ汎用レンズフードを装着してもバッチリ収納出来ました。ちなみに、このケースはサイドのシッパー開閉で奥行きを変更出来るので、伸ばした状態であれば純正フードでの収納も楽々可能です。
こんな感じで、X100Sのアクセサリーを紹介させて頂きました。デザインやコンセプトが統一された純正アクセサリーも良いけど、自分の好みに合わせて組合わせが出来る社外アクセサリーも、一味違った楽しみがありますね。
あなたにベストマッチするアクセサリー選びをお楽しみ下さい。
紹介したX100Sアクセサリー
マルミ DHGスーパーレンズプロテクト
アダプターリング / レンズフードセット
エツミ レンズフード / メタルインナーフード(E-6355 / E-6473)
DGB-S011シリーズ