ここ暫く海外のサイトで噂に上がっていた「X-T1」の最終的な画像が上がって来ました。
「ボディの大きさは、X-E1と同等らしい」という話をとても疑問に思っていましたが、フタを開けてみれば本当に小さいボディとして登場して来ます。
カメラのグレードとしては、X-Pro1とX-E2の間だと広く伝わっているようですが、スペック的はかなり高いモデルになっていますし、販売価格も海外では1800ドル程度と予想され、思いっきりフラッグシップぽいカメラになっています。
因みに、FUJIFILM X-T1の主なスペックは、
- 大型で倍率の高い電子ビューファインダー
- 高速記録に対応したSDダブルスロット
- 秒間8コマ連続撮影
- 防水防滴仕様
- 背面モニターのチルト機構
- 高感度51200撮影に対応
- バッテリーグリップの採用
以上が気になる仕様です。
開発されるボディは小さいと聞いていたので、SDダブルスロットは「無し」と判断していたら、シッカリ搭載されて良い方向で裏切られました。
半信半疑だった背面モニターのチルト機構は、有難くも採用されたので、チルト機構目当てでX-M1を手に入れなくて正解でした(^‐^) 本当はバリアブル仕様が欲しかったのですが、ボディサイズを考えるとチルトが妥当なところなのでしょう。
またX-T1では、ダイヤル等で設定出来る操作系が充実させています。
露出補正とシャッタースピードダイヤルは、FUJIFILM機では標準的な装備ですが、X-T1では感度設定もダイヤル設定出来るようになっています。画像の右ダイヤルがソレです。そして、感度設定ダイヤルの下にはドライブモード設定レバーが入り、反対のシャッターダイヤルの下は、AE受光エリアの切り替えです。
新しい操作としては、右手を添えるボディ前後のトップ部分に埋込ダイヤルが配置されました。これはファンクションコントロールから、絞り、ロースピードシャッターの設定が容易に出来るのかもしれません。
このような、設定ごとに各レバーとボタンを操作出来るのは、いちいちファインダーから目を離す事無く設定変更が出来るので、非常にポイントが高いです。
AF/AEロック専用ボタンもX-E2に続いて採用されているので、素早く思い通りの撮影を実現出来るところは有難いです。それと、バッテリーグリップも用意されるので、今後追加される大口径レンズや望遠系レンズの取り回しが楽になるでしょう。
さて、このX-T1。発表は1月28日、発売は2月中旬と言われています。
発売価格は1800ドル程度と、X-Pro1より高額の設定…この辺り、日本での実売価格はどうなるのでしょう?
いずれにせよ、楽しみなカメラの登場ですね(*^_^*)