噂が出ては消え、開発も疑問視されていた『FUJIFILM X70』ですが、とうとう販売化にたどり着けました。
このカメラのアナウンス予想日は1月15日のようです。
ただ、型番が現行の「X30」からいっきに繰り上がって「X70」となった理由は、搭載されるセンサーとレンズにありました。
ほぼ確定とされるスペックは、センサーが[16MP APS-C X-Trans II sensor]と大型化。レンズが[18.5mm F2.8(35ミリフィルム判換算で28ミリ)]と、従来のズームレンズから単焦点レンズへ変更されています。
意外だったのがセンサーサイズで、以前から噂されていた「1インチサイズ」ではなく、現行のXシリーズなどに採用されている[APS-C]のモノを搭載します。
イメージセンサーの大きい方が画質の面でも有利なことは間違いありませんが、このカメラは「X30」の後継機ではなく「X100T」の弟分の位置づけになるようです。
X100シリーズでは、28ミリ単焦点レンズ搭載モデルを要望するユーザーが少なからず存在していました。しかし、X二桁シリーズの1インチセンサー&ズームレンズを期待していたユーザーにとって、このニューモデルはどう受け止められるのか、出荷台数をふくめて興味深いです。